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アーティストでありデザイナーでもある Kang Jeongeun - カン・ジョンウンは、現代人の生活を豊かにするその作品の「使い方」を考えながら、オブジェやコンテンポラリーアートを制作しています。ソウルを拠点に韓国の伝統文化や素材における文化研究を基礎とし、現代人の習慣やその発端を考察する実験的なブランド【VONZ】を率いています。

アートやデザインのジャンルに拘らないプロジェクトに積極的に取り組む彼女のスタイルには、新しい素材と伝統的な素材が交差することで生まれる、説得力のある そして予想外の結果を楽しむことができます。


VONZの作品は全て韓国の小規模な工房のクラフトマンたちによって作られています。
 

Claudia Carpenito - クラウディア カルペニートは、修復師や文化プロジェクトのクリエイターとしての経歴を持つ イタリアを拠点としたセラミックアーティストです。
彼女が立ち上げた cuorecarpenito - クオレカルペニート。cuore は日本語で真心を意味し、2012年かつての祖父のガレージだった陶芸工房で生まれた自分の作品たちへの愛情が込められています。

花瓶という実用的なものを「装う」と意味づけることで、時代や文化を超えて、シンボルやアートともなるのだと考え、素材と向き合い 彫刻へと昇華させることで、シンプルで幾何学的なフォルムを調和させた独自のスタイルを確立していきます。

テラコッタであれセラミックであれ、彼女のコレクションには長年にわたって古今の芸術作品に触れてきた彼女の感性が表れています。クオレカルペニートは、豊かなイタリアの風景や文化、偉大なイタリアンデザイン、芸術の歴史と強く結びついており、さまざまな要素を取り入れることで多様性を高め、ハンドメイドが品質とカスタマイズの代名詞となり、オブジェクトを芸術作品とする コンテンポラリーなスタイルを作り上げました。
 

作品が最終的な形になるには時間が必要です。
彫刻とは、自分の手で型を取り、余分なものを取り除き、そこにディテールを加えていくものです。
Federica Cavatorti - フェデリカ カヴァトルティがイタリアを拠点に立ち上げた ASSOLO。
幼少期よりダンスを通して動きの美しさを意識してきた彼女は、自身の身体や仕草、空間との調和を体感し、リズムや表現力を身につけていきます。

その後写真に魅力を見出した彼女は、写真とビジュアル・コミュニケーションの世界で学びながら、ダイナミックな「視覚認識」つまり「見る力」を身につけました。画像を見るだけでなく、その歴史や意味を認識する そのような経験は、「静的な動き」と呼ばれる彼女独自の技法や表現を培っていきます。この矛盾した表現でもある彼女の技法は、ただの個体である粘土が次の瞬間、動き、踊っているかのように見えることからそのように呼ばれています。

彼女の作品は進化と驚きの発見の連続です。ステージを踏み締め情熱的に表現する彼女は、創造物それぞれに自分の全てを注ぎ込み、ユニークな生き物であるかのような作品を作り出します。


 

オランダの都市アントホーフェンを拠点とする建築家、またデザイナーでもある彼は、デザインは記憶に残る物語を表現するためのツールであると考えています。建築物や伝統がどのように「物語」を捉えることができるかという考えに魅了された彼は、歴史への興味が全てのデザインの出発点となっています。忘れられた技術や素材の能力を示したいと考え、そこに新しい未来を与えることを目的としデザインするヴィレム。伝統的な機械や方法、時には既存の製品を使って作られた彼の作品は、古い物語や技術、文化をもとにして、伝統的なマテリアルに新しい そしてエキサイティングな命を吹き込みます。

彼は現代のプロダクションには情熱がないと感じています。不完全さやその完全ではなき個性への喜び、そして伝統が欠如していると考え、それは大量生産の見かけの美しさの中にあると考えています。
そんな彼の作品は ハンドライティングされたかのようなユニークな風合いが魅力です。

Coreは、先史時代のアフリカの建築技術にインスパイアされたフラットなベッセルシリーズです。水を入れて運ぶという明確で単純な機能を持ったベッセル - 器に魅了された彼は、その器はまた人類が自身を表現するキャンパスでもあると考えます。古代ではどの民族も自分たち固有の形をした器を所有していました。新しい素材を通して自分を表現していく中で作り上げた、自由でユニーク そしてヴィンテージライクなデザインが秀逸です。


 

Justina Moncevičiūtė – ジャスティーナ モンチェヴェチュテは ベルリンを拠点とするビジュアルアーティスト兼デザイナーであり、 ファインアートとテキスタイルデザインのバックグラウンドを持って います。

彼女はテキスタイルに対する実験的アプローチを導き出し、型にはまらない触覚と視覚的な表面特性を実現しました。

そして 精巧なクラフトマンシップと視覚的なストーリーテリングを組み合わせた、一貫性があり主体的な美しさもつアートをデザインしていきます。

彼女のメインプロジェクトである Claything では、クレイの将来性を見出し、セラミック製作のスキルとテキスタイルデザインの知識を組み合わせたデザインを生み出しました。 

古くから伝わるクレイとコンテンポラリーなデザインとを融合させ、 セラミックへの幅広い考え方を伝えることをコンセプトとしていま す。セラミックの硬く、実用的な側面から離れ、その美しさと触覚的特性に焦点を当てることで テキスタイルやアート、建築物といった ものに昇華させます。

彼女のアートワークはセラミックのピースを幾何学的なグリッドとパターンに沿うよう 注意深く組み合わせることで構成されています。 彼女はマテリアルを過度にコントロールするのではなく、意のま まにならない難しさを受け入れながら、素材を扱う姿勢をとっています。そのユニークなデザインにより、マテリアルの脆さや不完全さを感じとっていただける作品です。

イタリアの海辺の街 リミニで生まれたコキ バルビエッリ 
自然に囲まれた地域で育った彼女のインスピレーションの源は 自然や動物、歴史ある街並み また今では失われてしまった製作手法や古代の芸術的な技術など多岐に渡ります。
幼少期から身の回りにある自然素材を使用し、オブジェの製作や絵を描いていた彼女は、インテリアデザイン、建築の分野だけでなく物理学や化学にも興味の幅を広げます。

その後環境に優しいデザインや環境を考慮した建物を建築するバイオアーキテクチャーや サステナビリティに貢献したデザインに特化していきます。
珍しい自然素材を使用し、土に還ることができるよう接着剤を使用しない製作方法をとるなど 自然が彼女のインスピレーションの源となり、環境に優しい作品でありながら エモーショナルなエネルギーを感じられ、機能的でもある美しいデザインを製作しています。

イタリア語でカタツムリを意味するコクレアは、カタツムリのライフステージにインスパイアされデザインされています。 
コレクションには目覚め、発達、意識 等を意味する名前が付けられており、これはカタツムリのライフステージを表しています。
各段階で石とガラスのコンポーネントのフォルムが変わり、様々な形をとるデザインは 3つのパーツから成り、石はカタツムリの殻を連想させ、ガラス部分は体を表しています。

先史時代のマテーラ 石から作られており、ガラス部分も独自の開発により 100%天然鉱石で作られ リユースとリサイクルに焦点を当てています。 

サステナブルとモダンでユニークなデザインを うまくコンバインさせ、そのカラーリングと上品なシルエットが魅力です 

アーティスト、グラフィックデザイナー、そしてインテリアデザイナーとして活躍する エディス  バースケンズ
アムステルダムを拠点としており、彼女が製作するビジュアルクリエイティブは、建築設計で使用される 3Dプリントがきっかけとなっています。

インテリアや自然素材など様々なものからインスパイアされ制作される デザインパネルは、3次元状にカットされ、それぞれが連動したようなフォルム、無造作に組み立てられたパターンはまるでパズルのようです。

表面には漆喰が塗られており、レイヤーが施されたモダンなデザインと漆喰の素材感がその存在感を際立たせます。

Edith Beurskens
 

デザイナー、リテイラー、ベストセラー作家、女性実業家。イギリス人である アビゲイル アハーンは、フェイクグリーンのパイオニアとして世界的に有名なインテリアスタイリストです。彼女が作り出すシーンは常に前衛的で、英国ユーモアを含んだウィットに富んだスタイルが特徴です。

湖のようなダークカラーと多彩なテイストが混ざり合うユニークで大胆なスタイリングが魅力な彼女のコーディネートは、洗練された彼女独特のスタイルが確立しています。

彼女は家と庭の境界線を取り払ったアイディアに強くインスパイアされ、自然の植物に深く根付いた暮らしを体現できるような空間作りをコンセプトとしています。

彼女の作り出すフェイクグリーンは、新鮮でクリエイティブ および革新的をコンセプトに、他とは異なるコレクションが特徴です。コンテンポラリーでトレンドを感じさせるアイテムは、驚くほど丁寧にハンドペイントされ、花びらを蝋のようなテクスチャーで覆い 両面の手触りを変え、美しく繊細なステムやブランチ、花々はまるで今しがた庭から積んできたようなクオリティです。
コレクションは全て本物を模しているため、一つずつに個体差が生まれ 儚げで不完全な美しさが魅力です。

ABIGAIL AHERN
日本卸代理店：MOODA SOAME 

Uros Mihic はセルビアで生まれ、イタリア ミラノを拠点としているデザイナーです。

建築を学んだ彼は、折り重ねることで幾何学的構成を作り出す日本のアート 折り紙に情熱を注ぐ。また、熟練した建築家でもある彼は、形と構成への情熱を様々なパターンへの作品へと向けている。

2次元の限界を超え、3次元のストラクチャーを生み出す。彼は 作り出したい形に見合うカラー、厚さ、鮮やかさを考え、作品の要となる折り紙を注意深くチョイスする。

Uros Mihic
日本総代理店：MOODA SOAME 

私たちが世界各国から優れたインテリア デコレーション小物をコレクションしているラインナップ モーダソアムコレクション。

現在の日本は生活環境の向上とともに、インテリアアクセサリーを構成する素材や設備が人工的になりすぎている傾向にあります。それは清潔でソリッドな印象でかっこよく、それなりに快適ではあるのですが、時に息苦しさを感じてしまうことがあります。